スカーロイのきかんしゃデータ
TVシリーズ初登場:第4シーズン『がんばりやのスカーロイ』
原作初登場:第10巻『四だいの小さな機関車』第1話「スカーロイのたのしかった一日/スカーロイのおもいで」
声優:麻生智久(第2シーズン~7シーズン)/梅津秀行(第9シーズン~)
モデルとなった機関車:フレッチャー・ジェニングス社 クラスC
スカーロイは1864年に製造され1865年に蒸気船でソドー島のカーク・ローナン港に上陸したスカーロイ鉄道の一番古い機関車です。
ニールに貨車で運ばれたことから若い時はニールと大の仲良しでした。
ボディーカラーはスカーロイ鉄道代表カラーの赤で、彼には
タリスリン鉄道に双子の兄弟となるタリスリンがいます。
若い時は屋根がなく、車輪も4輪だったため、いつもガタゴトと暴れまわったりしていましたが、屋根と従輪を取り付けてもらってからは上機嫌で仕事ができるようになりました。
スカーロイの仕事:採石場が仕事場
主な仕事はブルーマウンテン採石場で貨車を牽くことですが、客車を牽くこともあります。
テレビシリーズ初登場時に、スカーロイは、サー・ハンデルの代わりに久しぶりに客車を牽くことになりました。
久しぶりにもかかわらず、スカーロイは路線で停止して安全確認をする場所を全部覚えていました。
しかし、登り坂になると息が切れ、苦しくなり、やがてスプリングが壊れてしまいます。
それでも、気力を振り絞ってお客さんを乗せた客車を駅まで運ぶのでした。
このように仕事に対する責任感は並大抵ではありません。
ほかにも、冬の時期は小さな村に石炭を運ぶ仕事をしたりしています。
スカーロイの性格:優しく、誠実で忠実心と責任感が強いこうざん鉄道のリーダー
スカーロイは温厚で、優しく、誠実で忠実心と責任感が強く、勇敢で友達思いなのですが、怒ると怖いと言われている機関車です。
きれい好きではなく、ボディーが汚れていてもあまり気にしません。
でも、大親友のレニアスが修理から帰ってくる、と言われると、急いでボディーを綺麗にしてほしい、と頼むようなお茶目なところもあります。
こうざん鉄道で最年長のスカーロイは他の機関車のリーダー的存在でもあります。
スカーロイはサドリア語で「森の中の湖」という意味があるように野山や森の中を走るのが大好きです。
トーマスがスカーロイを乗せて修理工場につれて行くお話では、気分がすぐれないスカーロイに海を見せたところ、その風景に大変喜ぶ無邪気さが垣間見えます。
そんなスカーロイですが雷が大の苦手です。
嵐がやってきた日に、山の上に取り残されたトラックや羊たちの救出を頼まれたスカーロイですが、レニアスとピーター・サムが勇ましく出動して行く姿を見ながら自分は雷が怖くて隠れてしまいます。ところがまだ救出作業が終了していないのにレニアスとピーター・サムが燃料切れでもう動けなくなると、皆の役に立ちたい一心で、雷が鳴り響く嵐の中を果敢に出発し、見事に羊たちを救出して戻るのでした。
いつも自分が一番勇敢な機関車だと思っているスカーロイですが、臆病な気持ちが先に立ち失敗をすることもあります。冬の採石場で「自分が一番勇敢な機関車だってことをみせてやる」といって無理をして雪山に突進するという失敗をしたりもしますが、それでも誰かの役に立ちたい、最後まで仕事をやり遂げる諦めない気持ちがとっても強い機関車です。
同じスカーロイ鉄道で仕事をしているレニアスと仲良しでいつも一緒に仕事をしています。そんなレニアスとも喧嘩をすることもありました。新しい屋根と6輪の車輪を付けてもらったスターロイがあまり自慢ばかりするのでレニアスは気分を害してしまいます。それでも泥で埋もれたスターロイを助けに出動したことでまた仲良しになります。
スカーロイ鉄道の100周年記念ではスカーロイとレニアスの100歳のお誕生日を一緒に祝ってもらいます。
スカーロイのプラレール
スカーロイのプラレールは水色の客車2両つきの3両編成で製品化されていますが、現在は生産終了となっています。ヤフオクやメルカリなどで中古品を購入することは可能ですが、流通が少ないため、当時の販売価格よりも高値で取引されることが多いようです。
※リンクはAmazonアソシエイトのリンクを使用しており、当サイトの表示価格と異なる場合があります
コメント