ダンカンのきかんしゃデータ
(ビルとベンの名前が初めて出てきたのは第2シーズン 通算47話『ふたごのビルとベン』)
原作初登場:第21巻『大きな機関車たち』第1話「ビルとベン」
モデルとなった機関車:W・G・バグナル社製0-4-0タンク機関車
【ビル】
車体番号:1(原作のみ)
声優:中友子(第2シーズン~7シーズン)/下屋則子(第9シーズン~)
【ベン】
車体番号:2(原作のみ)
声優:原ミユキ(第2シーズン~3シーズン)/西田裕美(第5シーズン~第7シーズン)/下屋則子(第9シーズン~)
ビルとベンは、双子のタンク機関車です。顔がそっくりなので、見分け方としてはネームプレートを見るのが一番わかりやすいです。また、汽笛も少し高い方がビルで、低いのがベンです。
双子であることを利用して他の機関車達を騙したり、いたずらをしたりすることが大好きな少し困った機関車です。
ビルとベンの仕事:クレイ・ピッツの陶土の運搬
な仕事は、クレイ・ピッツで掘り出された陶土を貨車に積み、ブレンダムの港まで運ぶことです。稀に観光客をクレイ・ピッツに案内することがあります。
ビルとベンは、ある朝、貨車を港に並べ終え、他の貨車を集めに行くため出て行きました。しかし、帰ってくると貨車がなくなっていて、そのことにとても驚き、焦ってしまいました。最新ディーゼルのボコが、間違えて貨車を持って行ってしまっていただけなのですが、二人はなんとかして貨車を取り戻そうと、ボコを見つけて「貨車泥棒」と叫び、ボコの左右に交互に現れては消えるという仕返しを繰り返しました。ボコも自分の間違いに気づき、エドワードの仲介役もあって、トラブルは解決することができました。
ビルとベンはいたずら好きですが、自分の仕事を誰かに取られるのは許せないようです。意外と責任感があるのかもしれません。取り返し方は少し乱暴なので、やられた方はたまりませんが、仕事に対しては怠惰というわけではないようです。
ビルとベンの性格:いたずら好きで子供っぽい
ビルとベンは、いたずらが大好きで、わんぱくです。そのため、怖いもの知らずでもあります。
ビルとベンは、コナーと出会った時、彼のことを生意気でスピード自慢する機関車だと思い込んだため、懲らしめてやろうと競争に誘いました。双子であることを利用し、コナーより速く到着したかのように思わせたのです。結局はトラブルが起こり、双子であることもバレてしまい、トップハム・ハット卿にも怒られてしまいました。
この一件から、双子を見分けようとビルだけ違う色に塗られたのですが、それでは面白くないと、ベンはトップハム・ハット卿に黙って、ケビンのことも騙して、ビルと同じ色に塗ってしまいました。性根悪い機関車ではないですが、いつもいたずらのことを考えているので、できればあまり関わりたくない機関車かもしれません。
いたずら好きですが、勇敢な性格でもあります。地滑りから作業員を救うため、貨車に乗せて避難したり、土砂に飲み込まれそうになったトーマスを助け出したりしたことがありました。みんなを困らす厄介な性格かと思いきや、ちゃんと人のためにも行動できる機関車のようです。
なぜか体調管理が苦手なようで、煙突が詰まるとくしゃみが出たり、熱中症にかかったりしたことがあります。
魔法を信じているところもあり、実際、最新型ディーゼルのボコに魔法で消されてしまうのではないかと思い込んでいたことがあります。体調を壊しやすかったり、魔法を信じていたり、そしていたずら好きだったりと、なんだか子どものような機関車です。いたずらでみんなを困らせますが、憎めないキャラクターでもあります。
ビルとベンのプラレール
ベンは単体でプラレールとして販売されていましたが、現在販売終了となっています。動力は単3電池1本を使用し、電池交換はドライバーが必要になります。3両セットになっており、貨車が2両ついていて、貨車には石が積んであります。
また、ビルとベンの双子のセットは、セット商品として販売されていましたが、現在販売されていません。セット内容は、ビルとベンの他、船の荷物の積み下ろしをするクランキー、貨物船のバルストロードもついています。
ベン単体のプラレールも、セット商品もヤフオクやメルカリなどのフリマサイトで購入することができますが、希少なため高値で販売されています。
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イラスト
CRAM
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