メイビスのきかんしゃデータ
原作初登場:第26巻『わんぱく機関車』第3話「ディーゼル機関車メイビス」
声優:永澤菜教(第3シーズン)/塩山由佳(第6シーズン~第8シーズン)/伊東久美子(長編第2作~)/吉岡さくら(第14シーズン~)
モデルとなった機関車:クラス04ディーゼル機関車(イギリス国鉄)
メイビスは、石切り場で働く女の子のディーゼル機関車です。
初めは他人の意見を聞かず、みんなを困らせていましたが、今ではみんなを助けるお姉さんのような機関車です。ディーゼル機関車ですが、蒸気機関車とも仲良しです。
車体の前と後ろに牛よけがついています。
面倒見が良く、心優しい性格のため、競走や争い事は好きではありません。
メイビスの仕事:ファーカー採石場が職場
メイビスは、トーマスの支線の終点の先にあるファーカー採石場で働いています。
当初は、ファーカー採石場会社の貨車の入れ替えをする仕事を任されていました。しかし、採石会社の許可がないのに、貨車をファーカー駅に隣接しているファーカー機関区まで運び、トラブルを起こして採石会社の重役に怒られてしまい、貨車の入れ替えに専念することとなりました。
その後、ファーカー採石場の貨車の入れ替えだけでなく、ファーカー駅に隣接するファーカー機関区まで貨車を運搬する仕事も任されるようになりました。
また、採石場だけでなく、ブレンダムの港の先のクレイピッツという陶土の採掘現場でも働いており、そこではビルとベンと働くことが多いようです。
働き始めた当初のようにトラブルを起こすようなことはなく、真面目に働いているため、ビルとベンからはとても頼りにされています。
メイビスは、採石場で最初にトビーと働き始めた頃、自分の意見が絶対正しいという認識が強く、わがままや自分の主張を貫き通すことがあり、失敗を繰り返したり、貨車の扱いが乱暴だとトラブルになったりすることが多かったのです。
ただし、それは仕事に対して熱心で、一度決めたことは最後まで貫き通そうとするメイビスの性格が故のトラブルだったのかもしれません。今ではディーゼル機関車、蒸気機関車共に仲良しで、デイジーやエミリーとは親友のようです。
メイビスの性格:先輩の助言を聞かず自分のやり方を通す
メイビスは、若い機関車なので、何でも自分のやり方でやろうとしてしまう少し幼いところがあります。
例えば、最初にトビーと石切場で働いていた時、トビーの貨車を毎日違う場所に置いてしまうことがありました。そのため、トビーから怒られることが多く、メイビスはトビーに対して頑固者と思っていました。
そんな時に大きなトラブルが起こってしまいます。
トビーの路線は駅の裏の道と交差しているのですが、その道に霜がついて凍っていて、とても滑りやすくなっていました。
トビーはこの線路を何度も通っているので、凍った線路の上でも、踏切を渡る時も安全に走れる方法を知っていました。
トビーはメイビスにアドバイスをしたのですが、メイビスはその忠告を聞きませんでした。しかも、普段からメイビスに振り回されていた貨車達が仕返しをしたため、メイビスは踏切で立ち往生してしまうのです。そしてメイビスはついに泣き出してしまいました。
自分が周りの人たちに迷惑をかけてしまっていることにやっと気づいて、情けなくなってしまったのでしょう。
この騒ぎを知り、トビーは助けに行きましたが、まだメイビスは泣いていました。トビーは、蒸気を大量に出して何度もスリップしながら、メイビスを押し戻すことに成功しました。
この一件を通して、メイビスは自分のやり方に従ったり、意見を言ったりするのも良いけれど、人の忠告やアドバイスをしっかり聞き、周りのことをもっと見るようになったのです。
先輩の助言を聞かず、自分のやり方を通して仕事で失敗して成長するという姿は、若い社会人にありがちですね。
その後のお話でも、ディーゼルの悪ふざけでネジが取れてしまったデイジーを心配する、優しい場面があります。当初の自分勝手なイメージから、仲間思いへと変わっていったメイビスなのでした。
メイビスのプラレール
メイビスのプラレールは現在販売終了となっています。新品での購入はAmazonでできますが、高値がついています。中古品でしたら、メルカリやヤフオクなどで購入することができます。
動力は、単2電池1本使用で、ボディーはツメで固定されているため、ドライバーなしで電池交換することができます。
メイビスには緑色のクレーン車がセットになっています。
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イラスト
CRAM
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