トビーのきかんしゃデータ
TVシリーズ初登場:第1シーズン第21話「トビーとハットきょう」
原作初登場:第7巻『きかんしゃトビーのかつやく』第1話「トビーとふとっちょの紳士」
声優:川津泰彦(第1~第8シーズン)/坪井智浩(第9シーズン~)
モデルとなった機関車:クラスC53蒸気機関車
きかんしゃトーマスに登場する、男の子の路面蒸気機関車です。
四角い形で茶色の機関車、ボディは木でできています。いつもどこか困ったような心配そうな顔をしています。
1914年にイギリス、ストラドフォードのグレート・イースタン鉄道にあったストラトフォード工場にて製造されたトビーは、ノーフォーク州グレート・ヤーマスの鉄道で働いていました。
その後、別の鉄道に移ったトビーは、トップハム・ハット卿と出会うのです。
この鉄道は利用客の減少で廃線となりますが、トップハム・ハット卿に購入されます。購入の理由として、カウキャッチャー(鉄道車両の前部に付けられる牛避け。排障器の一種。)なしで、採石場を走行していたトーマスが警官から注意されたことがあり、トップハム・ハット卿は、ちょうどトビーのような機関車を探していたのです。
こうしてトビーは、ソドー鉄道に配属されることになりました。
トビーの仕事:長距離は苦手だけど路面区間はおまかせ
トビーは他の機関車と違い、とても小さいです。そのため、長距離走行は苦手ですが、路面区間を走行できるようになっています。
路面区間のある路線で、貨物列車を牽引したり、工員を輸送する仕事をしていました。
現在は、ファーカーの採石場で働いていることが多いのですが、観光客用の貸し切り列車など小編成の牽引、トーマスが不在の時はアニーとクララベルを牽引することもあります。
さらには、エドワードが他の仕事で不在の時、ウェルスワース駅構内の貨車入れ替えをしたこともあります。
トビーの性格:優しいけれどプレッシャーに弱く怖がり
トビーはさまざまな貨車を牽引することから、とても賢く貨車の扱いにも慣れています。
速さよりも安全を大事にしているので、いつも安全運転です。
誰にでも動物にも優しい性格なのですが、その優しさのせいなのかプレッシャーに弱く、怖がりなところがあります。予想外のことが起きてしまうと、困惑し対応できないこともありますが、周りから応援されるととても頑張る「頑張り屋さん」です。
自分の鐘を大切にしていて、鐘の代わりに汽笛を付ける事になったときは、とても不安で、大きな音がする汽笛を鳴らすのが怖かったこともありました。
怖がりな一面があると思えば、イタズラが大好きなところもあります。
屋根の上の鐘を鳴らしてディーゼル10をからかったり、パーシーと協力してトーマスを怖がらせて楽しんだりしています。
トビーには専属の客車、ヘンリエッタがいて、彼女をとても大切に思っています。
デイジーに「そこのガラクタはいったい何なの?」と言われたヘンリエッタを夜遅くまで慰め、翌朝クタクタになったこともありました。
トビーは、賢く、優しく、小さくても頑張り屋さん、怖がりだけどイタズラ大好きな、お茶目な機関車ですね。
トビーのプラレール
登場回数が多いトビーですが、現在販売されているのは TS-11 プラレール トビー だけです。
編成は動力車のトビー、客車のヘンリエッタ、無蓋タイプのいたずら貨車の3両編成です。
動力は単2電池1本使用で、ボディーはツメで固定されているので電池交換にドライバーは不要です。
客車のヘンリエッタには、残念ながら顔はありません。
プラレールではありませんが、木製レールシリーズ(GPR19)なども販売されています。
トビーのおもちゃ
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