ディーゼルのきかんしゃデータ
原作初登場:第13巻『ダックとディーゼル機関車』第2話「ディーゼル機関車のディーゼル」
声優:郷里大輔(第2~第7シーズン)/ケン・サンダース(長編第2作品目以降)
モデルとなった機関車:クラス08ディーゼル機関車(イギリス国鉄)
ディーゼルは、イギリスから初めてソドー島にやってきたディーゼル機関車で、モデルはイギリス国鉄のクラス08型のディーゼル機関車です。
ディーゼルの仕事:きかんしゃトーマスの悪役
ディーゼルはシリーズ初の悪役的なキャラクターとして登場します。それまでのきかんしゃトーマスの話の中では、たずらをしたりすることはありますが、みんなが仲が良いといった感じで、悪役といった存在がありませんでした。ディーゼルは、トーマス達蒸気機関車を仲たがいさせたり、仕事を邪魔したりと嫌がらせをします。
彼の存在によって、それまでのきかんしゃトーマスでは見られなかった社会の闇の部分が描かれ、ディーゼルの登場によって、機関車たちの人間臭さが増したといえるかもしれません。ディーゼルの困った行動にほかの機関車が何とかしようと試みることで、大人のファンがふえ、親子での会話が増えるようになったといわれています。
ディーゼルの行動は、わかりやすい意地悪です。ゴードンの悪口を言ったり、ほかの機関車と仲良くできず問題を起こすことから、トップハム・ハット卿からの信頼が受けられなくなり、一度はイギリスに送り返されます。その数年後(第3シーズン)、再びソドー島へやって来ました。トーマスの支線の手伝いをしますが、やはり問題を起こし再び送り返されます。なかなか癖のあるキャラクターです。
何かにつけてディーゼル機関車が一番だといった嫌みな言い方をするので、蒸気機関車のトーマス達と意見が合いません。最も仲が悪いのは、ダックです。ディーゼルが彼を陥れようとして、結果自分が信用を失うといったストーリーがあります。「自分の行いは自分に返ってくる」教訓を子どもにもわかりやすく伝えた話です。
ディーゼルの仕事は、燃料やスクラップの運搬が主です。貨車の入れ替え作業も行うことがあり、一時期だけ、客車を牽引した事があります。燃料を運ぶ仕事がメインですが、意地悪しているときの場面が多いので、仕事中の真面目なディーゼルはあまり見られません。
ディーゼルの性格:いたずら好きだが、怖がりで騙されやすい
ディーゼルは、うぬぼれやでプライドの高い性格です。ナルシストで、ディーゼル機関車である自分にプライドを持っています。ソドー島で初のディーゼル機関車であり、時代を象徴したかのような悪役キャラです。いたずらが好きで、登場するたびにもめ事を起こします。
潔癖症なところがあり、何かと身だしなみについて小言を言います。蒸気機関車の汚れが気に入らないようです。短気で怒りっぽく、何かされると根に持ちやすいです。それでも自身が言い過ぎた場合や傷つけてしまったかもと考えることもあるので、根っからの悪いやつではないようです。
そして意外と騙されやすいです。ディーゼルがほかの人に対して嘘をつくことがありますが、相手の嘘は見抜けないようです。幽霊などが怖いというかわいい面もあります。
時々みせる優しい面は、あまり人には知られたくない部分のようです。
動物や子どもには、優しいまなざしを向けます。カモの親子と触れ合っているところを見られた時には赤面でした。表面的には意地悪に見せていても実は心優しい性格なのかと思えるキャラのため、とても人間味のある性格ともいえます。かっちりしたボディとディーゼルのちょっとあまのじゃくなところが好きと、陰で人気の高いキャラクターでもあります。
ディーゼルのプラレール
ディーゼルのプラレールは、販売終了となっており、新品での入手は困難になっています。
ヤフオクやメルカリなどで中古品を購入することはできます。
白いミルク貨車と黄色いタンク貨車の3両編成です。
プラレールでのディーゼル機関車は、現在はディーゼル10が主力です。オークションサイトやフリーマーケットで中古品として手に入れることは可能ですが、新品を手に入れるのは難しいです。
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