ニアのきかんしゃデータ
TVシリーズ初登場:長編第14作『きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』
原作登場:なし
声優:青山吉能
モデルとなった機関車:ED1クラス蒸気機関車(ケニア-ウガンダ鉄道)
ニアは、ケニア出身のタンク機関車の女の子です。ニアの車体はとてもカラフルで、使われている色は、ナイロビオレンジ色、赤色、黄色、濃い緑色、濃い紫色、黒色、金色と見ただけで元気がわきそうなカラーリングです。
ニアの名前の由来は、スワヒリ語で「目的」という意味があり、その名前の由来の通り「目的」のために、一生懸命仕事をこなします。
ニアの仕事:メインは車両の入れ替えだが、動物の運搬も
ケニアでは、長距離の貨物列車を牽引していました。その時、トーマスに出会い、トーマスと一緒に行動するうちにソドー島の話をたくさん聞きます。ニアは、ケニアに居場所がなかったので、トーマスが話すソドー島がとても魅力的でした。そして、ソドー島に住むと決意します。
この「ケニアに居場所がなかった」という設定には、アニメの世界ではなく現実世界で、アフリカの多くの場所で内戦が起こり、たくさんの難民がうまれ、故郷を離れ移住しなくてはならなかったという過去を表現しているそうです。
ソドー島に来てからは、入れ替え作業が主な仕事ですが、ソドー動物園に象を運ぶ仕事をしたり、動物園に餌を運んだりしています。
ゴードンに、急行列車を牽引するように言われ、牽引しようとしたことがあります。これは、
ティドマス機関庫を離れたエドワードとヘンリーの後にやってきたニアへの当てつけで、ゴードンが急行列車を牽引するよう勧めたのです。
仕事をたくさんかかえていたトーマスの代わりに、アニーとクララベルと一緒に旅客列車を牽引したこともありますが、脱線事故を起こしてしまいロッキーに助けられます。このことで苦手になったのか、これ以降、ニアは旅客列車を牽引していません。
ニアの性格:いつも笑顔で明るく誰にでも優しいけど…
ニアは、いつも笑顔で明るく、誰にでも優しく接しています。その優しさから、他の機関車達の役に立つことを喜びとしています。
ティドマス機関庫にいたエドワードとヘンリーが去ったとき、ゴードンはとても淋しく落ち込んでいました。そんなゴードンにニアは「離れていても、友達は友達」と優しく声をかけ励ましました。
男勝りなところもあって、冒険が好きです。ケニアで働いているときに、トーマスに出会いますが、冒険が好きなためか、出会ったばかりなのにトーマスの旅について行ってしまいます。
また、規則や規律を大事にしていて、不正をすることは許せません。なので、悪ふざけは嫌いです。
ニアとパクストンが、農場から市場まで果物と野菜を運ぶ仕事をした時、ディーゼルの悪ふざけで仕事を邪魔されます。邪魔されたニアとパクストンは、二人でディーゼルに仕返しをするのです。さらに、ニアが牽引する予定の貨車をビルとベンがちょっとした悪ふざけのつもりで隠した時も、とても怒っていました。
普段優しい人を怒らせると怖いと言いますが、ニアも怒らせると怖いようです。
ニアのプラレール
ニアのプラレールは、ニア(動力車)と黄色の有蓋車、緑の無蓋車の3両編成TS-22 プラレールニアとして販売されています。
その他に、2019年に公開された映画「GO!GO!地球まるごとアドベンチャー」の世界が体験できる『トーマス&ニア エースとGO!GO!アドベンチャーセット』も販売されています。この商品は、トーマス(動力車)、ニア(動力車)、エース(トミカ)、雪かきパーツ、エース運搬車、ブラジル貨車(無蓋車)、荷物(コーヒー豆の袋)、アフリカ貨車(有蓋車)、背景パネル、背景パネルベースがセットになっています。エースはトミカなので、レールの上を走ることはできませんが、一緒に遊ぶことでより映画の世界を再現できますね。
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