ヒロ(Hiro)

キャラクター紹介

ヒロのきかんしゃデータ

車体番号:51
TVシリーズ初登場:長編第4作『きかんしゃトーマス 伝説の英雄』
原作登場:なし
声優:玄田哲章(長編第4作~)
モデルとなった機関車:D51形蒸気機関車(日本国有鉄道)

ヒロは、日本生まれの男性のテンダー機関車です。
その名前は、日本人名のヒロと英語のHERO(英雄)の意味をかけ合わせたもので、その名にふさわしく「鉄道の英雄」「鉄道の達人」と呼ばれています。
トップハム・ハット卿やボックスフォード公爵婦人も「ヒロ」の名を知っていたくらいヒロは有名でした。また、車体番号の51はヒロのモデルである「D51型蒸気機関車」からきています。D51型蒸気機関車は「デゴイチ」なんて呼ばれることもありますね。

★ヒロ(HIRO)★モデルの機関車D51はトーマスより年下だけどアニメ設定では年上【パパ、ママのためのきかんしゃトーマスキャラクター紹介 No.13】

きかんしゃトーマスでのヒロは、ソドー島にやってきた最初の蒸気機関車で、とても有名だったヒロですが、故障して部品が届くのを待っているうちに、いつの間にか忘れ去られ、長い間森に放置されてしまったという設定です。

ヒロは原作の絵本には登場しませんから、この設定はもちろんテレビ版のみの設定になります。

実際の鉄道車両で考えると、D51が最初に製造されたのは1936年です。トーマスがソドー島に来島したのが1915年ですから、現実の設定で考えると、トーマスの方がヒロよりも年上ということになります。D51の重厚な雰囲気から、古い機関車という設定にしたのかもしれませんね。

森の中で忘れられたヒロの車体は壊れて錆だらけでした。そんなヒロをトーマスが見つけ、助け出そうとします。
ボロボロな車体の状態でトップハム・ハット卿のところへ連れて行っても、精錬所に送られてしまうと考えたトーマスは、こっそりヒロの修理をします。ヒロは、トーマスの手で色々なパーツをつけられなんとか動けるようになりましたが、途中で修理したパーツがすべて外れてしまい、結局は修理前よりも酷い状態になりました。

ヒロの仕事:貨車の扱いも客車の扱いも上手い鉄道の達人

ヒロの仕事は、本線での貨車の牽引ですが、本線で客車を牽引することもあります。また、貨車と客車を扱うのが上手なので、問題を起こすことがありません。あのイタズラ貨車達にも親切丁寧に接し、仕事をします。
クリスマスになると、子どもたちの手紙をメインランドにいるジェット機のジェレミーのところまで届ける仕事をします。

貨車や客車の牽引、郵便配達など多くの仕事をすることで「有名な機関車」から「役に立つ機関車」になろうと、日々仕事に励んでいます。

ヒロの性格:まじめで時間に厳しく礼儀正しい

ヒロは力持ちで優しく、真面目な性格です。ディーゼルがイタズラ貨車たちを乱暴に扱ったときには、その行動を注意し、貨車の正しい扱い方をディーゼルに教えたのです。他の機関車が同じ現場に遭遇したなら「注意」するだけかもしれません。相手は普段から問題の多いディーゼルとイタズラ貨車たちなので、注意もしないかもしれませんが、ヒロはディーゼルを反省させるために「指導」までしています。
トーマスとスペンサーが喧嘩ばかりしていたときは、二人の間に入り、仲良くなるように働きかけます。
このことから、どんな相手であっても大切にする気持ちと、仲間を思いやる心、仲間に対しての礼儀を重んじているのが感じられます。

ミスティアイランドを訪れたときは、日本に似た風景を目にして、日本を思い出し、恋しくなったことがありました。ソドー島も日本も同じように大切に思っています。

真面目な性格のせいか、時間にとても厳しく、待つ時間さえも耐えられないところがあります。信号待ちをするときには、不機嫌な顔になり、ヒロが郵便貨車を牽引中、ハロルドに声をかけられたときには「止まっている暇はないんだ!!遅れているからね!」と厳しく返答しています。

ヒロの性格は、外国人からみた日本人のイメージなのかもしれませんね。

ヒロのプラレール

ヒロのプラレールは、TS-07 プラレールヒロ、OT-04 おしゃべりヒロ えいごプラス、ヒロと水族館貨車セットがあります。また、限定版として映画版を再現したパッチワークヒロも製品化されています。
TS-07 プラレールヒロは、ヒロ(動力車)・ヒロ後尾車・ドラム缶貨車の3両編成で、貨車のドラム缶を乗せたり降ろしたりして遊ぶことができます。

OT-04 おしゃべりヒロ えいごプラスは、ヒロ(動力車)・サウンド車両・無蓋車の3両編成からなり、日本語と英語の両方で遊べ、トーキングボタンを押すと食べ物の英語名クイズが出題されます。ヒロの優しい声がたくさん聞けますよ。

ヒロと水族館貨車セットは、ゆかいな貨車シリーズの第3弾になります。プラレールヒロ(動力車と炭水車)・アシカさん貨車・水そう貨車・海水タンク車のセットで、炭水車と海水タンク車には可愛いおさかなのマークが描かれており、アシカさん貨車は走るとアシカの頭が上下に動き、ボールが回転します。水そう貨車は走るとイルカやカメ、さかなの絵がクルクル回転します。楽しい仕掛けが満載です。

パッチワークヒロは映画「きかんしゃトーマス 伝説の英雄(ヒロ)」の名シーンを再現したプラレールで、緑、水色、黒のカラフルな配色でとてもかわいらしいプラレールです。

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