ドナルドのきかんしゃデータ
TVシリーズ初登場:第2シーズン『ふたごのきかんしゃ』
原作初登場:第15巻『ふたごの機関車』の第1話「ふたごの機関車」
声優:佐藤祐暉(第2~第7シーズン)/津久井教生(第11シーズン~)
モデルとなった機関車:812クラス蒸気機関車(カレドニアン鉄道)
ドナルドは、ダグラスと双子の黒い中型テンダー機関車でスコットランドからやってきました。ダグラスと同じ顔なので、見分けが付くようにトップハム・ハット卿がナンバー9をつけてくれました。きかんしゃトーマスシリーズで、初めての双子の機関車です。
ソドー島に来た当初、トップハム・ハット卿は2台のうち1台を送り返すつもりでいたようです。そんな時、2台はそれぞれ事故を起こしてしまいます。ゴードンは「信号所が多すぎたせいだ」、ジェームスは「意地悪なブレーキ車もいなくなってせいせいした」と2台をかばってくれました。事故だけでなく、2台は雪の吹き溜まりからヘンリーを救出するなど活躍しました。
そんな2台のことをパーシーが、2台ともソドー島に残ってほしいと強く、トップハム・ハット卿にお願いしたのです。その願いが届き、2台はそのままソドー島で生活することになりました。
ドナルドの仕事:スコットランド出身で寒さと雪に強い
主な仕事は、アールズバーグ線での貨車の牽引ですが、本線とブレンダム線で客車と貨車を牽引することもあり、本線で貨車の入れ替えを行うこともあります。さらには、セメント工場で働いた時期もあります。
スコットランドからきたので、雪の扱いに慣れ、寒さに強いため、冬期間は除雪作業が主な仕事になります。
クリスマスツリーを運んでいる最中、雪に埋もれてしまったトーマスを救助したこともあります。
自分の支線をもらったダックに「実に君は、ガーガーとアヒルみたい」とバカにした結果、ダックの機関士が夜中のうちに、ドナルドの炭水車にアヒルを入れるという仕返しをされたことがありました。
ドナルドの性格:喧嘩するほど仲がいい双子
きかんしゃトーマスの舞台イギリスでは、ドナルドの出身地であるスコットランドの話し方は訛りがあるという設定のため「~ですわ」「~かいな」「ここは通れませんです」「~でございます」など、独特な話し方をすることがあります。
双子のダグラスと喧嘩をすることも多いですが、ダグラスと炭水車のことをとても大切に思っています。
本線で除雪作業中に、ドナルドはダグラスの炭水車をうっかり引っ張ってしまい、そのことに気がつかずダグラスを置き去りにしてしまったことがありました。置き去りにしたことに気がついた時、ドナルドはダグラスのことを必死に探したのです。
双子だけあって作業の息はピッタリで、線路のポイントが壊れ動けなくなった時、ゴードンからダグラスへ、ダグラスからドナルドにつなぎ技師を連れ出すことに成功し、無事に線路のポイントを修理しました。
穏やかで優しく、動物好きで、仕事熱心で面倒見が良いのですが、イタズラや冗談が好きな一面があります。ディーゼルほどではありませんが、体当たりをして相手を脅かしてしまうことがあります。
意外と怖がりで、ダグラスと一緒にドナルドを助けに来たハーヴィーとクレーンを、怪物と勘違いしてしまうほどです。
ドナルドは、双子のダグラスと喧嘩をすることはあっても相手を思いやり、仲直りをする優しさがあります。少しイタズラ好きな面や、怖がりなところなど、とても可愛らしく憎めない機関車ですね。
ドナルドのプラレール
ドナルドのプラレールは現在生産終了となっており、おもちゃ屋さんでの購入はできません。オークションサイトやフリマサイトで中古品を入手することができます。未開封の新品は当時の販売価格より高値で取引されていることもあります。
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